暴かれる裏の組織

大阪大学名誉教授である荒田吉明先生がリチャード・コシミズ氏に送った手紙（Google Video より、７分〜11分）。
http://video.google.com/videoplay?docid=3033477526215903523&ei=eHI1SpyPNIGiqQPHkNHbBA&q=コシミズ%E3%80%80大阪

------------------------------- (荒田先生の手紙はここから)
前略
　御免下さい。突然のお手紙で恐縮しております。
　あなたの発信されたものを、私の研究者のものが Web 上で発見し私の教えてくれました。そのホームページを私は拝見し感動いたしました。

　世の中の動きとは無関係に研究に集中してまいりましたから、私の研究成果は一般社会には全く知らされておらず、現役でないために政府に資金の要求もできず、大学に頼ることも不可能で、退官してからこの２０年間苦労してまいりました。それでマスコミを通じて一気に社会に成果を訴えることを考え、公開実験を考え、世に訴えることにすれば道が開けるのではと考えたのですが、浅はかで世間知らずという結果になってしまいました。

　特許庁はこんな発表成果はありえないと拒絶し、私は唖然といたしました。そして公開実験にはマスコミ各新聞社、テレビ関係者の記者団が多数見学に来ていたのですが、日刊工業新聞などを除いて、一言一句の反応もなく、衝撃を受けました。日本の政府、日本のマスコミの情けなさに、なぜなのか(?)、一人で憤慨しておりました。

　この時に研究室の若い者があなたのホームページを発見し、私はそれを拝見し、本質が分かり感動いたしました。拝見しますと、書かれました個体核融合の内容の、通常の研究者の理解よりも明確に御判断されたおり、申し訳ありませんがびっくりすると同時に感動いたしました。

　私は退官をしていますが、現在は研究状況は一変し、お金も人もなく苦しい日々です。文化勲章の受賞後に、文部省から研究センターをつくるようにと言われ大変喜んだのですが、現役でないので概算要求をできず、無念の涙をのみました。政治家を通じ、政府に訴えようとしましたが、適当な政治家も知らぬ個人の (聞きとれず) 遺憾ともしがたく残念な思いをいたしました。次回の公開実験では、やはり実用化を考え、「大きな」と申しましても、小型（機？: 聞きとれず）ぐらいの実用炉としての最小単位の装置を考えております。私の核融合路は従来の科学では考えられないような現象のもとで反応が実現していますので、すぐに理解してもらうよりは、実用炉実現し、まず一般社会に納得してもらうように努力したいと考えています。あなたのホームページを拝見し、わかってくれる人がいることもわかり、大変嬉しく感謝しております。あなたのホームページにより社会の一面を知ることができ、大変有り難く思っていますが、反面生命の心配もあり、固体核融合実用炉の実現を一刻も早く思うようになりました。有り難うございました。

　本当に情けないこんな日本ですが、やはり私は日本人ですから、日本のためと、もう一つは人類のため、公害無用の世の中にしたいと思っております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大阪大学名誉教授
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒田吉明
---------------------------------------------- (手紙終わり)

荒田名誉教授は核融合技術を進めておられる第一人者である。50年前、熱核融合を開発し、文化勲章を授与された有名な先生である。先生の最近開発された新しい「常温固体核融合」技術を特許庁が無視するっていったいどういうことなんだろう？エネルギー問題の解決につながる素晴らしい技術をマスコミが伝えないのはなぜか？　というわけでこの世に裏の組織があり、彼らが世界を悪くしていることがわかる。 リチャード・コシミズ氏とその協力者（独立党）にこの貴重なビデオをアップしていただいたことに感謝するっす。

参考資料：
・阪大荒田名誉教授の「固体核融合」実用化を支援しよう！
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/aratasensei.htm
・常温核融合は本当だった！　その１２
http://www5b.biglobe.ne.jp/%7Esugi_m/page284.htm